蝶々夫人:マダム・バタフライ

オペラ「蝶々夫人」

オペラってとっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、

ストーリーは
いたってシンプルです。

オペラ『蝶々夫人』は日本が舞台なので、
より身近に感じ、感情移入しやすい作品ではないかと思います。
字幕を読むのが多少遅れても、
舞台の雰囲気でストーリーの把握も容易だと思われる点からもお勧めの作品です。

📕「これだけは見ておきたいオペラ」の一文です。

概要について、とても簡潔に
かつ分かりやすく興味深い内容で解説してある本です。

鑑賞する前にさらっと読むだけでも全体の雰囲気等がつかめます。

「これだけは見ておきたいオペラ」
木之下晃 堀内修  新潮社 より

はるかな国で、死を賭して愛に生き た女性の、胸を打つドラマだ。


音楽が、蝶々さんの思いを力強く表現。

このオペラは、プッチーニが自信を持って いたにもかかわらず、

初演で大失敗した。

そのため大幅に直し再演で成功したのだが、
初演の版による上演が、今でも時々試みられる。
この初演版では、ピンカートンの役柄が、
現在上演されている版よりも後退し、
軽薄な男になっている。
つまり、徹底的に蝶々さんのオペラだったわけだ。

多少なりとも、2人のあいだに愛情があったことは、
第1幕の二重唱で明らかなのだが、

それでもこれは愛のドラマなどでなく、

蝶々さんという人の女性の生き方、
死に方のドラマになっている

プッチーニは蝶々さんを、ことのほか気に 入っていた。

でも、結婚を信じ、けなげに生きて、いざとなれば死を選ぶというのは、
いまとなれば、かなり時代錯誤の女性像というべきだろう。

それでこのオペラに、抵抗を感じる人だっている。

それでも蝶々さんが多くの人を魅了するのは、
蝶々さんの生き方が音楽的な力を備えているからだ。

あの「ある晴れた日」にしても、
ピンカートンの乗った船は必ずやってくるという信念がみなぎり、
船の到着を聴く者に信じさせてしまう。

蝶々さんの思い込みと現実との落差を、承知しながら客観的に見るなんて、
この力あふれる音楽の前では不可能だ。

蝶々さんは、数あるオペラの中でも難役の 一つである。
ほとんど出づっぱりだし、強さ と抒情性の両方に長けている必要がある。

歌 うソプラノは多いけれど、歌えるソプラノは 少ないのである。

作曲:ジャコモ・プッチーニ
初演:1904年、ミラノ

オペラ蝶々夫人と聞いて真っ先に思い出す曲は、
♪「ある晴れた日に」ではないでしょうか


佐藤しのぶ氏
マリア・カラス氏

お二人それぞれの歌声です♪

佐藤しのぶ氏「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」

最後に両手を広げ蝶が舞うような
ゆったりと情緒あふれる表現に

惹きつけられます・・・・。

マリア・カラス氏「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」

(音声メイン 最後に静止画あり)

札幌文化芸術劇場 hitaru
⦅hitaruオペラプロジェクトプレ公演⦆

北海道二期会との共催により、
プッチーニ作曲『蝶々夫人』を上演いたします。
作曲者のプッチーニ自身が最も愛した作品とも伝えられるこのオペラには、
幕末から明治にかけての時代の波に翻弄されつつも、武士の娘としての誇りを胸に、
ひたすら「信じ」、愛するものへの「誠」を貫き通した一人の日本人女性の姿が描かれています。
柴田真郁氏の指揮と岩田達宗氏の演出の下、真の意味での日本の美学を追求するとともに、
哀しいだけではない“蝶々さん”の強さと生き様を描き出す、hitaruオリジナル版としてご覧ください。

札幌文化芸術劇場hitaru HPより抜粋

日時2021年2月21日(日)
開演 14:00(13:00開場)
会場札幌文化芸術劇場 hitaru 
劇場 スタッフ指揮:柴田 真郁
演出:岩田 達宗
美術:松生 紘子
照明:成瀬 一裕
衣裳:下斗米 大輔
ヘア・メイク:藤原 宏行
演出助手:山田 かおり
所作指導:若柳 智彩
舞台監督:齋藤 玲
副指揮:江川 佳郎、木元 陸人
合唱指導:塚田 馨一
コレペティトール:青山 紗弓、伊藤 千尋、千葉 悠也、松岡 亜弥子

キャスト
蝶々夫人:佐々木 アンリ
ピンカートン:岡崎 正治
シャープレス:今野 博之
スズキ:荊木 成子
ゴロー:西島 厚
ヤマドリ公:岡元 敦司
ボンゾ:大久保 光哉
ケイト・ピンカートン:東 園己
ヤクシデ:宮前 暢明
神官:中原 聡章
役人:葛西 智一
蝶々さんの母:桑島 昌子
蝶々さんの子:岡元 エレン
管弦楽:札幌交響楽団
合唱:北海道二期会合唱団

料金
全席指定
SS席14,000円
S席12,000円
A席10,000円
B席8,000円
C席6,000円
U25(C席) 3,000円

ヒタルのロビー

hitaruオペラプロジェクトについて札幌文化芸術劇場hitaru(ヒタル)では、地元のオペラ団体、アーティスト、スタッフ、教育機関などが総力を結集しhitaruを舞台とした新たなオペラ作品を創造・発信する「hitaruオペラプロジェクト」をスタートします。今回の『蝶々夫人』は、北海道二期会との共催により、2022年からスタートするhitaruオペラプロジェクトのプレ公演として開催するものです。

札幌文化芸術劇場hitaru HPより抜粋

ほとんど、出突っ張りの佐々木アンリさん素敵な蝶々夫人!
着物の裾のさばき方というか美しい動き、最高でした!!
最後の♪「さよなら、坊や」がとても切なく、心動かされました・・・。
結婚式の場面の、
大人数の留袖姿はお見事!
圧巻でした。

コロナ対策で、席を1つ空けての鑑賞だったので、隣の人との距離が保てて快適でした。
コロナに関係なく1つ席を空けて座るのって良いと思いました。
(隣の人との距離が近くて気になり感情移入ができないこともあるので・・)
会場内は御着物姿のご婦人が多くいらっしゃいました。

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